里村敦先生の論文が米国内分泌学会Thematic issueの「Immuno-endocrinology 2022」部門に選出されました。

過去2年間（2021年－2022年）に米国内分泌学会関連の4つの雑誌 [Endocrinology, Endocrine Reviews, Journal of the Endocrine Society, and The Journal of Clinical Endocrinology & Metabolism (JCEM)] に掲載された免疫-内分泌関連の論文の中から、JCEMに掲載された里村先生の論文「Clinical Significance of Insulin Peptide–specific Interferon-γ–related Immune Responses in Ketosis-prone Type 2 Diabetes」が話題性と影響力のある論文の1つに選出され、特集が組まれました。

Ketosis-prone type 2 diabetesは誘因なくケトーシスを繰り返す2型糖尿病の亜型と考えられていますが、里村先生はその病態に1型糖尿病類似の自己免疫が関与している可能性を見いだしました。

今回の選出は大変名誉なことであり、今後の研究活動の更なる飛躍が期待されます。

里村先生、この度の選出、誠におめでとうございます。