2023年11月4日(土)~5日(日)、第22回日本先進糖尿病治療・1型糖尿病研究会が東京・昭和大学上條記念館で開催されました。

本研究会は福井 智康 当番世話人(昭和大学)との共同で及川 洋一 准教授が会長を務めました。今回は久しぶりに現地集合のみによる開催となりましたが、200名を超える方々にお集まりいただき、大変盛況な会となりました。初日の夕方には懇親会も開催し、楽しい一時をお過ごしいただきました。

 

一般演題のセッションでは、当科から5名の先生が発表しました。

里村 敦 助教「Ketosis prone Type 2 diabetesにおける血中グルカゴンの意義」羽井佐 彬文 助教「緩徐進行1型糖尿病における病勢に関わる因子の検討」

鈴木 誠也 助教「Ketosis prone Type 2 diabetesにおける抗Carbonic anhydraseⅡ抗体と遺伝背景の検討」中西 俊平 助教「Ketosis-prone type 2 diabetesにおいてセロトニン代謝不全がβ細胞機能に関与する可能性」藤澤 柾志 助教「1型糖尿病におけるHybrid Insulin Peptideの免疫学的な意義」いずれの演題も活発な質疑応答が行われました。

島田 朗 教授には、「緩徐進行1型糖尿病診断基準の改訂」と題して、緩徐進行1型糖尿病の診断基準の改訂のポイントと治療のアルゴリズムについてご講演いただきました。

里村先生には共催セミナーの座長も務めていただきました。

皆様大変お疲れ様でした。

来年は富山で開始されます。

来年も多くの研究成果を発表したいと思います。