2023年1月28日(土)・29日(日)、第60回 日本糖尿病学会関東甲信越地方会が開催されました。

今年度はホテルメトロポリタン長野(長野県長野市)で開催されました。

長野駅前は雪が積もっていましたが、会場が長野駅直結であり、雪に不慣れな私たちも安心して会場にアクセスすることができました。

今回はハイブリッド形式で開催されましたが、会場には多くの医療従事者が参加され、大変活気に満ちあふれた会となりました。

 

当科からは橋本恭太 助教、三井絵里花 助教が口頭発表に臨みました。

橋本先生は「COVID-19罹患後に新規発症した急性発症1型糖尿病の1例」と題して、ウイルス感染症と1型糖尿病の発症との関係性について示唆に富む貴重な症例を発表しました。

 

三井先生は「進行性にインスリン分泌能低下を認めたZnT8抗体単独陽性ミトコンドリア糖尿病の一例」と題して、ZnT8抗体単独陽性1型糖尿病の病態におけるミトコンドリア異常の意義について発表しました。

いずれの発表も非常に多くのご質問をいただき、大変活発な討論が繰りひろげられました。

発表者の皆様、お疲れ様でした。

来年度は島田朗教授が第61回日本糖尿病学会関東甲信越地方会の会長を務めます。来年も多くの皆様にご参加いただき有意義な時間をお過ごしいただけるよう医局員一同準備を進めてまいります。

どうぞよろしくお願いいたします。