2024年1月20日(土)、第61回 日本糖尿病学会関東甲信越地方会がパシフィコ横浜会議センターで開催されました。

今年度は「糖尿病の多様性にどう対処するか」というテーマで島田朗教授が会長を務められました。

今回は現地開催形式で行われましたが、2,300名を超える大変多くの皆様にご参加いただき、活気に満ちあふれた学術集会となりました。

当科からは柳澤慎之介助教、遠藤茉依助教、清水英祐助教、藤澤柾志助教、森田英生助教、三井絵里花助教、原口真梨奈助教が口頭発表に臨みました。

柳澤慎之介助教「感染症病棟で感染対策のため Dexcom G6 を新規導入した1型糖尿病合併妊婦の一例」

遠藤茉依助教「自己免疫性膵炎を発症後に抗GAD 抗体陽性が確認された糖尿病の1例」

清水英祐助教「SARS-COVID-19 ワクチン接種後に劇症1型糖尿病を発症した高齢者の一例」

藤澤柾志助教「CT 検査における膵所見から劇症1型糖尿病の診断に至った一例」

森田英生助教「新型コロナウイルスワクチン投与後にインスリン自己免疫症候群を発症した1例.」

三井絵里花助教「セマグルチドからチルゼパチドに変更時, 体組成/内臓脂肪割合の変化を観察した4症例」

原口真梨奈助教「体重減少、血糖悪化を契機に緩徐進行1 型糖尿病と膵癌を同時に診断した1例」

また、及川洋一准教授は「1型糖尿病の多様性~病態に着目して~」というシンポジウムでシンポジストを務め、「Ketosis-prone type 2 diabetesの臨床像とその病態」と題して講演を行いました。

いずれの発表も非常に多くのご質問をいただき、大変活発な討論が繰りひろげられました。

発表者の皆様、お疲れ様でした。

来年度は宇都宮で開催予定です。次回も多くの重要なエビデンスや情報を発信できるようしっかりと準備を進めてまいります。

どうぞよろしくお願いいたします。