2024年11月4日(月)~8日(金)、The 20th Immunology of Diabetes Society Congressが開催されました。

今回はベルギーの北部に位置する西フランドル州の州都・ブルージュで開催されました。運河、石畳の道、中世時代の建物が特徴的であり、街全体が世界遺産に登録されています。その街並みは「天井(屋根)のない美術館」と称されるほど美しく、まるで絵本の中にいるような感じでした。

 

「橋(Bridge)」を意味するブルージュには、その名の通り水路(運河)にかかる橋が街の中に50以上あることから、「北のベネチア」とも呼ばれています(写真は撮れず・・・)。

↑街の中心部にあるマーケット広場には鐘楼(時計台)がありブルージュのランドマークの1つとなっています。この時期は霧の日が多いらしく、この日も霧で鐘楼が覆われていました。

↑会場となったブルージュコンサートホール(Concertgebouw Brugge)

当科からは2名の先生が発表を行いました。

【及川 洋一 准教授】「Immunological significance of immune responses to hybrid insulin peptide in type 1 diabetes in Asia.」

【島田 朗 教授】「Carbonic anhydrase 2 might be a target exocrine tissue antigen in Ketosis-prone type 2 diabetes with HLA DRB1*08:03.」

いずれの発表内容も非常に多くの先生方に興味を持っていただき、活発な討論が行われました。

お二人ともお疲れ様でした。

会期の中日には歓迎パーティが行われ、世界の方々との交流を楽しみました。

次回は2026年4月にオーストラリア(ブリスベン)で開催予定です。次回も多くの発表を行いたいと思います。