矢野裕也助教は、2018年11月25日に開催された「小江戸川越ハーフマラソン2018」において、心肺停止の男性ランナーに対してAEDならびに胸骨圧迫による心肺蘇生を行い、人命救助に貢献しました。

その勇気ある行動と人命救助の功績が称えられ、2019年1月7日、川越地区消防組合川越中央消防署の安田勇次署長より感謝状が贈られました。

矢野医師は、日本救急医学会認定ICLS*ディレクター・インストラクター、ならびにJMECC*インストラクターの資格を有しており、院内の講習会では指導スタッフとしても活躍しています。

表彰式では、当時の状況を振り返りながら「日頃の訓練が実際に役に立って本当に良かったです」と述べていました。今回の矢野先生の功績は、BLS*に対してより多くの人々に関心をもっていただくきっかけになるものと思われます。

なお、詳細は埼玉医科大学学内報(第208号, P16)に掲載されていますので、学内関係者の方は是非ご覧下さい。

* BLS, Basic Life Support(一次救命処置);ICLS, Immediate Cardiac Life Support(二次救命処置); JMECC, Japanese Medical Emergency Care Course(日本内科学会認定内科救急・ICLS講習会)