2025年5月29日(木)~31日(土)、第68回 日本糖尿病学会年次学術集会が岡山で開催されました。

今回も多くの教室員が参加し、日頃の研究成果を発表しました。

里村 敦: Ketosis-prone type 2 diabetesの病態解明を目的とした細胞性免疫能の評価.

中西 俊平: Ketosis-prone type 2 diabetesにおける細胞性免疫とセロトニン代謝の関連について. 

羽井佐 彬文: EIA法GAD抗体力価と緩徐進行1 型糖尿病の病勢,免疫学的差異についての検討. 

藤澤 柾志: 1 型糖尿病の病態形成おけるHybrid Insulin Peptide(HIP)の免疫学的意義の検討. 

森田 英生: 1型糖尿病患者における末梢血Hybrid Tregとインスリン分泌能―HLAに着目して―. 

鈴木 誠也: Ketosis prone Type 2 diabetesと急性発症1型糖尿病における抗Carbonic anhydrase II抗体と膵外分泌酵素ならびに遺伝背景の検討. 

島田 朗:【専門医更新のための指定講演】1型糖尿病における治療デバイスをどう使い分けるか. 

島田 朗: 1型糖尿病に対する公費助成の必要性(シンポジウム). 

及川 洋一: 1型糖尿病の病態形成における新規抗原特異的免疫応答の意義(シンポジウム). 

栗原 進: 肥満2 型糖尿病におけるリラグルチド1.8mgからセマグルチド1.0mgに変更の長期の有用性と安全性の検討と今後の治療強化. 

(敬称略)

いずれの発表も多くの質疑を頂戴し、大変有意義な時間を過ごすことができました。

シンポジウムでは及川教授が1型糖尿病におけるT細胞の新たな標的抗原について講演を行いました。

来年は大阪で開催予定です。

次回も多数の演題を準備し学会に臨みたいと思います。

(令和8年度 入局者募集中です!)